旧車 絶版車/日産/ローレル/1800/C30/(同型車次回入庫予想)2010年
メーカー名日産車種名ローレル グレード名1800DX年式昭和44年式 走行距離58500キロ走行不明車検有効期限 ボディタイプ4ドアセダン色シルバー 修復歴なし整備記録簿 引渡し条件現状・登録OK所有者履歴 ミッションフロア4速型式C30排気量1800cc ガソリン装備1クーラー装備2 乗車定員5人乗名装備3 備考 1colle旧車セールスポイント エリア「関東埼玉」 【代名詞】「デカ尻」「ブタケツ」 「ガメラ」「棺桶」「暴走族」「流れるテール」これらの物々しいキーワードで何を連想するだろうか? 「日産ローレル!」とお答えいただいた方は、(たとえ正解でも何も出ないのであるが・・笑)■相当のマニアか、、■当時をよーく知る人か、、■元ヤンか、、のいずれかと思う。旧車屋親父的には、なんてったって・・「ブタケツ」なのである。昭和43年ブルーバード510の登場から一年後、、ブルーバード と セドリックの中間を埋める車種として登場した日産ローレル。「月桂樹」を表す車名は、ギリシャ神話から名誉ある地位の象徴。つまり「ファミリーカー」ではなく、「VIPカー」でもない。「ハイオーナーカー」という分野を切り開いた。最近では、もう関係なく好きな車に乗れる風潮だが・・ 平成に入る頃までは、たとえVIPカーに乗れるだけの財力があっても、対外的な眼を気にして、「ハイオーナーカー」に乗るという、誠に慎ましやかな、日本人の気質が残っていたのだが・・・。話しを元に戻そう。開発当初は、日産の新エンジンL18を搭載する予定が、、プリンス自動車との合併と時期が重なり、プリンス系G18を搭載するにいたる。サスペンションに四輪独立懸架方式を採用するなど、「ハイオーナーカー」としての意欲作が見え隠れし、また室内の広さは、その外観から想像もつかないほどの余裕がある。昭和45年には日産初の、2ドアピラーレスハードトップが登場。いわゆる「流れるテールランプ」を懐かしむ人も多い。昭和47年2代目の130系にバトンを渡すが、♪ゆっくり 走ろう〜おぉ〜 ローレル♪とCMで唄っていたにもかかわらず、暴走族車の代名詞となり、いかつい車No1の称号?を得る。さて現車を見てみよう。初代C30ローレルである。510に酷似したデザインだが、2台並べてみると、さすがにサイズ的に大きく、「ハイオーナーカー」というだけあって、余裕のある造り込みとなっている。G18の走りはスムース。現代の公道も、ストレスなく走れる。やはり直線基調のデザインは、40年代の代表的なモノで、今見ると心地良い。平成14年後継の「ティアナ」の登場を待ちつつ、ローレル35年の歴史に幕を引いた。
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